Ch.2-4 つまり、食べ過ぎってことだな

前回のあらすじ
プーさんは、ラビットの家で大好物のハチミツやコンデンスミルクをごちそうになりました。ラビットは出かけようとしていたので、自分もおいとましようと、入ってきた穴から出ようとしますが、太ってしまって前に進むことも、後ろに戻ることもできません。

Now by this time Rabbit wanted to go for a walk too, and finding the front door full, he went out by the back door, and came round to Pooh, and looked at him.
さて、この頃までにはラビットも散歩に出かけたくなりました。でも、玄関が詰まっているのを見て、裏口から出てプーさんのところへ回って、彼を見ました。

"Hallo, are you stuck?" he said.
「やあ、詰まったの?」

注)stuck : stick(くっつく)の過去分詞、「動かない状態」

"N-no," said Pooh carelessly. "Just resting and thinking and humming to myself."
「い、いや、ただ休んで考えたり、ハミングしてたんだ。」と、プーは気にすることなく言いました。

"Here, give us a paw."
「さあ、手を貸して。」

注)carelessly :何気なく、気にせずに
注)give us a paw : (通常、命令文で)手を貸して お互いのことなので us となっています。

Pooh Bear stretched out a paw, and Rabbit pulled and pulled and pulled. . . .
プーは手を伸ばして、ラビットは引っ張って、引っ張って・・・

"Ow!" cried Pooh. "You're hurting!"
「アゥ、痛いよ!」プーは叫びました。

"The fact is," said Rabbit, "you're stuck."
本当は、詰まってるんだね。」ラビットは言いました。

注)hurt :傷つける
注)The fact is : 本当は、実は

"It all comes," said Pooh crossly, "of not having front doors big enough."
つまり、玄関が狭すぎたってことさ。」プーは不機嫌そうに言いました。

注)It all comes of ~ : ~が原因でこうなっている
注)crossly :不機嫌そうに

"It all comes," said Rabbit sternly, "of eating too much. I thought at the time," said Rabbit, "that one of us was eating too much," said Rabbit, "and I knew it wasn't me," he said. "Well, well, I shall go and fetch Christofer Robin."
「つまり、食べ過ぎってことだな。あの時思ったんだ。どちらかが食べ過ぎてるって。ボクじゃないってことは分かってた。やれやれ、クリストファー・ロビンを呼んでこよう。」と、ラビットは厳しく言いました。

注)sternly : 厳格に、厳しく、断固として
注)eating too much :食べ過ぎたこと
注)go and fetch : 行って~を連れてくる

 


続きはこちらです。

 

 

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