Ch.2-2 家に誰も入れてはいけないんだよ

前回のあらすじ
鏡の前で「やせる運動」をしていたプーさんは、ある日、誰かに会いに行こうと出かけました。砂地の土手まで来ると、大きな穴を見つけます。「誰かいる?」と呼びかけると、「誰もいないよ。」と返事が返ってきました。プーさんはきっとラビットだと確信しました。

"He has gone to see his friend Pooh Bear, who is a great friend of his."

「彼は友達のプーのところに行ってるよ。とても仲良しなんだ。」

注)have gone : ~に行って、今ここにいない

"But this is Me!" said Bear, very much surprised.
「でも、ボクはここだよ。」と、とても驚いてプーは言いました。

"What sort of Me?"
「どんなボク?」

"Pooh Bear."
「プーだよ。」

"Are you sure?" said Rabbit, still more surprised.
「ほんと?」さらに驚いてラビットが言いました。

"Quite,quite sure," said Pooh.
「ほんとに、ほんとだよ。」と、プー。

"Oh, well, then, come in."
「ああ、それじゃあ、入って。」

So Pooh pushed and pushed and pushed his way through the hole, and at last he got in.
それで、プーさんは体を押して、押して、やっとのことでラビットの住む穴の中に入って行きました。

"You were quite right," said Rabbit, looking at him all over. "It is you. Glad to see you."
「君の言う通りだったね。君だね。会えて嬉しいよ。」とラビットはプーを上から下まで見ながら言いました。

"Who did you think it was?"
「誰だと思ったの?」

注)間接疑問文 Did you think? + Who was it? Did you think? が Yes/No では答えられない疑問文なので Did you think who it was? とはならず、Who did you think it was? と Who を先頭に出します。

"Well, I wasn't sure. You know how it is in the Forest. One can't have anybody coming into one's house. One has to be careful. What about a mouthful of something?"
「あの、よく分からなかったんだ。森がどんなふうかしってるだろう。家に誰も入れてはいけないんだよ。注意しなきゃ。何か食べる?」

注)やはり、森の中も物騒なのでしょうか。
one ー one's : 特定の人ではない誰か、所有格は one's となります。

 


続きはこちらです。

 

 

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