接続詞の種類
接続詞というのは、語と語、句と句、文と文を結ぶときに使われる語。
A と B が対等な関係で結ばれるものを「等位接続詞」という
「等位接続詞」には、 and(~と、~そして)、or(~か、~あるいは)、but(~しかし、~だが)、so(~それで、~ので)、for(というのは)などがある。
I bought a pen and a notebook.(語と語を結ぶ)
私はペンとノートを買った。
I saw the movie four or five times.
私はその映画を4回か5回観た。
She likes cheese, but I don't.(文と文を結ぶ)
彼女はチーズが好きだが、私は嫌いです。
He wasn't home, so I left a message.
彼は家にいなかったので、私はメッセージを残した。
She was very sad, for her cat was dead.
彼女はとても悲しかった、というのは彼女の猫が死んだからです。
命令文の後に、and や or がくる形を覚えよう。
命令文、+ and :~しなさい、そうすれば~
命令文、+ or :~しなさい、さもなければ~
Hurry up, and you will catch the train.
急ぎなさい、そうすれば列車に間に合うでしょう。
Hurry up, or you will miss the train.
いそぎなさい、さもなければ列車に乗り遅れるでしょう。
both A and B = A と B の両方共
She can play both the piano and the violin.
彼女はピアノとバイオリンの両方とも弾ける。
Both you and I are wrong.
あなたと私は二人とも間違っている。
注)both A and B は常に「複数」扱いです。
either A or B = A か B のどちらか一方
Either you or I am wrong.
あなたか私のどちらか一方が間違っている。
注)either A or B の場合、動詞に近いほうが主語になります。
Are either you or I wrong?
あなたか私のどちらか一方が間違っているのですか。
not only A but also B = A だけでなく B も
Not only I but also Tom is wrong.
私だけではなくトムも間違っている。
注)not only A but also B の場合、B が主語になる。
not A but B = A ではなく B である
She is not a singer but an actress.
彼女は歌手ではなく女優である。
【取り扱い注意】
both A and B と either A or B は「否定文」で使うと大きく意味が変わります。
I don't like both math and science.
私は数学も理科も両方とも嫌いなわけではない。
not と both の「部分否定」となり、「両方とも~というわけではない」という意味になります。
I don't like either math or science.
not と either は「全部否定」で「どちらも~ではない」の意味になります。
文と文をつなぐ場合、主節と名詞節・副詞節をつなぐ接続詞を「従属接続詞」という
主節 + 名詞節
I know that he is a good tennis player.
私は彼がテニスが上手いということを知っている。
接続詞 that は「~ということ」の意味です。
その他、if (~かどうか)、疑問詞 when (いつ~するか)や where (どこに~するか)が接続詞として使われる。
しかし、この文法は「間接疑問文」という項目で扱われることが多い。
主節 + 副詞節
この場合の接続詞はさまざまなので、個々に「意味」を覚える必要があります。
代表的な接続詞をいくつか挙げておきます。
My sister was born when I was three.
私の妹は私が3歳の時に生まれた。
注)「3歳の時に」は「(動詞)生まれた」にかかるので「副詞節」です。
注)「副詞節」先に持ってくると、コンマが必要です。
When I was three, my sister was born.
While you were out, there was a call for you.
あなたが外出している間に、あなたに電話がありました。
He waited until she came back.
彼は彼女が戻るまで待ちました。
Brush your teeth before you go to bed.
寝る前に歯を磨きなさい。
I went to bed early because I felt sick.
気分が悪かったので私は早く寝た。
If it is fine tomorrow, we will go on a picnic.
もし明日晴れるなら、私達はピクニックに行くつもりです。
Though it was raining, she went out.
雨が降っていたけれども、彼女は外出した。
【取り扱い注意】
「条件」と「時」を表す「副詞節」の中では「未来形」は「現在形」になる。
分かりやすく言えば、
「条件」を表す副詞節というのは if (もし~ならば)節のことです。
「時」を表す副詞節はいくつもあります。
when (~する時)、until (~まで)、as soon as (~するとすぐに)の中のことです。
If it is fine tomorrow, we will go on a picnic.
注)tomorrow があっても、現在形を使って下さい。
As soon as I get home, I'll call you.
家に着いたらすぐに君に電話するよ。
注)これから先の話でも、「時の副詞節」の中では「現在形」を使います。