動作を表す動詞と状態を表す動詞
動詞には、「動作」を表すものと。「状態」を表すものがあります。

大きな違いは、

動作を表す動詞は「進行形になる」
状態を表す動詞は「進行形にならない」

ということです。

 

○ ~を見る

 look at :「~を意識して見る」 (動作)

 He looked at the picture on the wall.
 彼は壁にかかった絵を見た。

 What are you looking at?
 あなたは何を見ているのですか?

 see :「ひとりでに見えている」 (状態)

 What do you see?
 何が見えますか?

注) see には、「見える」以外に、「会う」、「見物する」の意味があります。そのときは「進行形」になります。

 They were seeing the sights of London.
 彼らはロンドンを見物していました。

 

○ ~を聞く

 listen to :「~を意識して聞く」 (動作)

 Every student was listening to their teacher.
 どの生徒も先生の話に耳を傾けていた。

 hear :「ひとりでに聞こえる」 (状態)

 Do you hear me?
 私の言うことが聞こえますか?

 

○ ~を着る、身につける

 put on :「その場で身につける」 (動作)

 She put on an evening gown and went to the party.
 彼女は夜会服を着て、パーティに出かけた。

 He is putting on his shoes now.
 彼はいま靴をはこうとしている。

 wear :「すでに身につけている」 (状態)

 She wore a white evening gown at the party.
 彼女はパーティで白い夜会服を着ていた。

注)「身に付けている」という状態は be wearing あるいは have ~ on という表現もありますが、これは「一時的に身に付けている」状態を表すことが多いようです。

 

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