文は名詞と動詞でできている
文は、物の名前を表す 名詞 と動作や状態を表す 動詞 でできています。
つまり名詞と動詞を並べると簡単な文ができます。
例) 木 倒れる / 私 歌う 歌を /
でも、少し複雑な文になると、
例) 大きな木 ゆっくりと倒れる
このように、「大きな」は名詞を飾り、「ゆっくりと」は動詞を飾ります。
名詞を飾る語を形容詞 、動詞を飾る語を 副詞 といいます。
英文法は、この「名詞と動詞、それらを飾る、形容詞・副詞」を中心に勉強することになります。
いくつかの簡単な単語で文を作ろう
文の基本は「主語」と「動詞」です。
次のような単語を使って、文を作ってみます。
I(私は)、you(あなたは)、he(彼は)、she(彼女は)
this(これは)、that(あれは)
a boy(少年)、a girl(少女)、a book(本)、a student(学生)、baseball(野球)
Tom(トム)、Taro Yamada(山田太郎)
am / are / is (~です)、like(~が好きです)、have(~を持っている)
I am a boy.(私は少年です。)
am / are / is の使い分けは
(自分のことをいうときは) I am ~
(相手のことをいうときは) You are ~
(第3者のことをいうときは) He is ~ / She is ~ / This is ~ / That is ~
となります。
I am Taro Yamada.(私は山田太郎です。)
She is a girl.(彼女は女の子です。)
He is Tom.(彼はトムです。)
He is a student.(彼は学生です。)
人の名前はいつも大文字で始めます。 student の前についている「 a 」は「一人の」という意味です。「特別な固有の名前」を除いて「数えられる物の名前」には「 a = 1つの」を付ける習慣を身に着けましょう。
I like baseball.(私は野球が好きです。)
You have a book.(あなたは本を持っている。)
文は「主語」と「動詞」が基本なので、「私」「好き」「(何を?)=野球を」の順序になります。 「あなた」「持っている」であれば、「何を?」とききたくなるので次に「本」がくるのです。 注) baseball など「スポーツ」には a は付きません。