Ch.9-4 「ここにいるよ。」しわがれた声がしました

第9章 ピグレットがすっかり水に囲まれるお話

プーは、拾った「メッセージ」を持って、クリストファー・ロビンのところへやって来ました...

 

(4)

しばらくするとアウルは戻ってきました。

“Pooh isn’t there,” he said.
「プーはいなかったよ。」彼は言いました。

“Not there?”
「いない?」

“Has been there. He’s been sitting on a branch of his tree outside his house with nine pots of honey. But he isn’t there now.”
「そこにはいたらしい。家の外の木の枝にハチミツのツボを9つ置いて座ってたらしい。でも今はいないんだ。」

“Oh, Pooh!” cried Christofer Robin. “Where are you?”
おお、プー!どこにいるんだろう?」クリストファー・ロビンは言いました。

“Here I am,” said a growly voice behind him.
「ここにいるよ。」彼の後ろでしわ枯れた声がしました。

growly : しわ枯れた

“Pooh!”
「プー!」

二人はお互いの腕の中に飛び込みました。

“How did you get here, Pooh?” asked Christofer Robin, when he was ready totalk again.
「どうやってここに来たの?」再び話す準備ができると、クリストファー・ロビンは尋ねました。

be ready to : ~の準備ができる

“On my boat,” said Pooh proudly. “I had a Very Important Missage sent me in a bottle, and owing to having got some water in my eyes, I couldn’t read it, so I brought it to you. On my boat.”
「ボクの船で、」プーは誇らしげに言いました。「瓶に入ったとても重要なメッセージがボクに届いたんだ。でも、ボクの目に水が入って読めなかったんで、キミの所に持ってきたんだよ。ボクの船で。」

owing to : ~のおかげで

この誇らしげな言葉を添えて、プーはクリストファー・ロビンにメッセージを手渡しました。

“But it’s from Piglet!” cried Christofer Robin when he had read it.
「でも、ピグレットからだ!」読み終わるとクリストファー・ロビンは叫びました。

“Isn’t there anything about Pooh in it?” asked Bear, looking over his shoulder.
「プーについて何か書いてない?」肩越しに覗き込みながらプーは尋ねました。

クリストファー・ロビンはそのメッセージを声に出して読みました。

“Oh, are those ‘P’s’ Piglets? I thought they were Poohs.”
「あら、その’P’はピグレットなの?プーかと思った。」

“We must rescue him at once! I thought he was with you, Pooh. Owl, could you rescue him on your back?”
すぐに彼を助けなければ!プー、彼はキミと一緒だと思ってた。アウル、キミの背中に乗せて助けられるかい?」

rescue : 救う
at once : すぐに
on your back : 背中に乗せて

“I don’t think so,” said Owl, after grave thought. “It is doubtful if the necessary dorsal muscles ー”
「できないと思うよ。」アウルはよく考えて言いました。「必要な背中の筋肉がないと思うー」

after grave thought : じっくり考えて
the necessary dorsal muscles : (背中に乗せるのに)必要な背筋 アウルは相変わらず難しい言葉を使いたがります

“Then would you fly to him at once and say that Rescue is Coming? And Pooh and I will think of a Rescue and come as quick as ever we can. Oh, don’t talk, Owl, go on quick!”
「それじゃあ、すぐに彼の所に飛んで行って、救助が来ると言ってくれないか。プーとボクは救助の方法を考えてできるだけ早く来るから!あっ、アウル、もう話しはいいから、急いで!」

まだ何か言おうと考えていたアウルは飛び去りました。

“Now then, Pooh,” said Christofer Robin, “Where’s your boat?”
「さて、プー。キミの船はどこ?」クリストファー・ロビンは言いました。

“I ought to say,” explained Pooh as they walked down to the shore of the island, “that it isn’t just an ordinary sort of boat. Sometimes it’s a Boat, and sometimes it’s more of an Accident. It all depends.”
「言っておいたほうがいいかな。」二人で島の岸へ歩きながら、プーは説明しました。「普通の船じゃないんだ。船になったり事故のほうが多かったり、一概には言えない。」

ought to : ~したほうがいい、~すべきだ
ordinary sort of : ”普通の(種類の)
more of an Accident : むしろ事故のほうが多い
It all depends : 場合による、一概に言えない

“Depends on what?”
「何が一概には言えないの?」

“There!” said Pooh, pointing proudly to The Floating Bear.
「ほら!」プーは’浮かぶクマ号’を自慢げに指差して言いました。

 

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