Ch.9-3 ボクの船は「浮かぶくま号」と呼ぼう

第9章 ピグレットがすっかり水に囲まれるお話

ビンに入った「メッセージ」を見つけたプーさんは何が書いてあるのか読んでもらおうと、ふたをしたツボに乗って、クリストファー・ロビンのところに向かいます...

 

(3)

その時プーにある考えが浮かびました。

頭の悪いクマにしてはとてもいい考えだ、と思いました。

“If a bottle can float, then a jar can float, and if a jar floats, I can sit on the top of it, if it’s a very big jar.”
「もし瓶が浮くんだったら、ツボだって浮く。もしツボが浮くなら、その上に座れる、もし大きなツボだったら。」

float : 浮く

そこで彼は一番大きなツボを持ってきて、コルクでふたをしました。

“All boats have to have a name,” he said, “so I shall call mine The Floating Bear.”
「船はみんな名前が付いてる。ボクの船は’浮かぶクマ号’と呼ぼう。」彼は言いました。

こう言うと、彼は船を水に浮かべ、その後自分も飛び込びました。

しばらくの間、プーと’浮かぶクマ号’はどちらが上か分からない状態が続きました。

しかし1度か2度位置を変えると、’浮かぶクマ号’が下に落ち着きました。

するとプーは勝ち誇ったようにまたがって、一生懸命に足でこぎました。

クリストファー・ロビンは森の頂上に住んでいました。

雨が降って、降って、降り続きました。

しかし、雨は彼の家までは来ませんでした。

そして谷間を見下ろして、まわりの水を見るのはとても気持ちのいいものでした。

しかし、雨が激しかったので、ほとんど家の中で、考え事ばかりしていました。

毎朝、彼は傘をさして出かけていき、水の上がってきた所に棒をさしました。

そして翌朝出かけるともう棒は見えなくなっていました。

だから、水の上がってきた所に別の棒をさして、家に帰りました。

毎朝、彼は前の日の朝より歩く距離が短くなり、5日目の朝は彼の回りに水が来ていて、生まれて初めて本物の島にいることを知りました。

それはとてもワクワクすることでした。

アウルが飛んで来たのはこの日の朝のことでした。

彼は友達のクリストファー・ロビンに「元気かい?」と言いに来たのです。

I say, Owl,” said Christofer Robin, “isn’t this fun? I’m on an island!”
ねえ、アウル、楽しくないかい?島にいるよ。」クリストファー・ロビンは言いました。

“The atmospheric conditions have been very unfavourable lately,” said Owl.
大気の状態は最近好ましくないな。」アウルは言いました。

atmospheric : 大気の
unfavourable : 好ましくない アウルは難しい言葉を使いたがります

“The what?”
「何が?」

“It has been raining,” explained Owl.
「雨が降ってるってことさ。」アウルは説明しました

“Yes,” said Christofer Robin. “It has.”
「そうだね、降ってるね。」クリストファー・ロビンは言いました。

“The flood-level has reached unprecedented height.”
「洪水のレベルは空前の高さだ。」

unprecedented : 空前の アウルは難しい言葉を使いたがります

“The who?”
「誰が?」

“There’s a lot of water about,” explained Owl.
「回りに水が来てるってことさ。」アウルは説明しました。

“Yes,” said Christofer Robin, “there is.”
「そうだね。来てるね。」クリストファー・ロビンは言いました。

However, the prospects are rapidly becoming more favourable. At any moment ー”
しかしながら予想は急速に好ましい方向に向かっている。今にもー」

“Have you seen Pooh?”
「プーを見かけた?」

“No. At any moment ー”
「いいや。今にもー」

“I hope he’s all right,” said Christofer Robin. “I’ve been wondering about him. I expect Piglet’s with him. Do you think they’re all right, Owl?”
「大丈夫だといいけど。」クリストファー・ロビンは言いました。「彼のことを心配していたんだ。ピグレットが一緒だといいけど。彼らは大丈夫だと思う、アウル?」

“I expect so. You see, at any momentー”
「大丈夫だと思うよ。いいかい、今にもー」

“Do go and see, Owl. Because Pooh hasn’t got very much brain, and he might do something silly, and I do love him so, Owl. Do you see, Owl?”
「見に行ってよ、アウル。プーはあまり頭が良くないから、バカなことをするかも知れない。彼が心配なんだ。分かる、アウル?」

【英語の勉強】動詞の強調→

“That’s all right,” said Owl. “I’ll go. Back directly.”
「まかせて。行ってくる。すぐに戻るからね。」アウルは言いました。

そして彼は飛び去って行きました。

 

続きを読む→
←前に戻る
最初に戻る

 

 

 

 

 

  1. プーさんのやさしい英会話

    イーヨー、どうして時にはキミのほうから出かけないの?
  2. やさしい英文法

    間接疑問文
  3. プーさんのやさしい英会話

    プーさんが穴に詰まって動けないのでラビットは・・・
  4. プーさんのやさしい英会話

    ボクのことを絶対に忘れないで、100歳になっても
  5. やさしい英文法

    3単現のS
PAGE TOP