Ch.6-8 物を入れるときに役に立つツボなんだ

>第6章 イーヨーの誕生日にプレゼントを貰うお話(8)

割れた風船と何でも入るツボ。イーヨーは喜んで割れた風船をツボに入れたり出したり...

 

(8)

「誕生日おめでとう」プーは言いました。

彼は、前に、言っていたことを忘れていました。

"Thank you, Pooh, I'm having them," said gloomily.
「ありがとう。楽しんでるよ。」イーヨーは憂うつそうに言いました。

"I've brought you a little present," said Pooh excitedly.
「ちょっとしたプレゼントを持ってきたんだ。」プーは興奮して言いました。

"I've had it," said Eeyore.

「もうもらったよ。」イーヨーは言いました。

プーは、水しぶきを上げて小川を渡って、イーヨーのところに来ました。

ピグレットは、頭を抱えて鼻をすすり、少し離れたところに座っていました。

"It's a Useful Pot," said Pooh. "Here it is. And It's got 'A Very Happy Birthday with love from Pooh' written on it. That's what all that writing is. And it's for putting things in. There!"
「役に立つツボなんだ。さあどうぞ。それに『プーより愛をこめて誕生日おめでとう』って書いてあるんだ。その文字がそうだよ。それは物を入れるための物なんだ。ほら!」

イーヨーがそのツボを見ると、とてもワクワクしました。

"Why!" he said. "I believe my balloon will just go into that Pot!"
「わあ!ボクの風船がちょうどツボに入ると思うよ!」彼は言いました。

注)gloomily :憂うつそうに
注)excitedly :興奮して
注)Here it is :さあどうぞ(相手に差し出しながら)
注)There! :ほら!
注)Why! : あれまあ!(驚き)

"Oh, no, Eeyore," said Pooh. "Balloons are much too big to go into Pots.What you do with a balloon is, you hold the balloon ー"
「違うよ、イーヨー。風船は大き過ぎてツボには入らないって。風船というのは、手に持つものなんだー」プーは言いました。

注)much too big to : あまりに大きすぎて~しない
注)do with : 扱う、どこかへやる、処理する( what といっしょに用います)
What have you done with my umbrella?
ボクの傘はどうしたんだい?
I'm sorry, I left it on the train.
ごめん、列車に忘れてきた。

What you do with ~ : ~に関してすることは

"Not mine," said Eeyore proudly. "Look, Piglet!"
「ボクの風船はそうじゃないんだ。ピグレット、見てよ。」イーヨーは自慢気に言いました。

そして、ピグレットが悲しそうに見回すと、イーヨーが歯で風船をつまみ、注意深くツボの中に入れては、取り出し、地面に置いて、再びつまんでは、注意深くツボに戻していました。

"So it does!" said Pooh. "It goes in!"
「ホントだね。入るね!」プーは言いました。

"So it does!" said Piglet. "And it comes out!"
「ホントだ。出せるんだ。」ピグレットが言いました。

"Doesn't it?" said Eeyore. "It goes in and out like anything."
「そうだろ?ちゃんと入ったり出たりするんだ。」イーヨーが言いました。

注)like anything : ちゃんと

"I'm very glad," said Pooh happily, "that I thought of giving you a Useful Pot to put things in."
「君に物を入れるための役に立つツボをあげることを思いついてうれしいよ。」プーはうれしそうに言いました。

"I'm very glad," said Piglet happily, "that I thought of giving you Something to put in a Useful Pot."
「役に立つツボに入れることができる物を思いついてうれしいよ。」ピグレットもうれしそうに言いました。

しかしイーヨーは聞いていませんでした。

彼は風船を取り出しては、再び戻して、この上なく嬉しそうでした。

「ボクは何もあげなかったの?」クリストファー・ロビンが悲しそうに言いました。

「もちろん、あげたさ。君は彼に ー 覚えてない? ー ちょっとした ー」私は言いました。

「ボクは何か描けるように絵の具の箱をあげたんだ。」

「そうだったね。」

「どうして朝のうちにあげなかったんだろう?」

「君は彼のパーティの準備で忙しかったんだ。アイスと3本のキャンドルとピンクの砂糖で彼の名前がついたケーキを貰ってー」

「そうだった、覚えてるよ。」クリストファー・ロビンは言いました。

 

~終わり~