Ch.5-6 助けて!ヘファランプだ!ホフ、ホフ、ホラランプ!

第5章 ピグレットがヘファランプに遭遇するお話

ピグレットはひと足さきにヘファランプが罠にかかっているかどうかを確かめに行くと...

 

(6)

もちろん、プーも一緒だろう。2人のほうが安心だった。

でも、ヘファランプがブタとクマに獰猛だったらどうしよう。

今朝は頭が痛くて、6本の松の木には行けないふりをしたほうがいいのかな。

でも、とても天気がいいのに、ヘファランプは罠にかかっていなかったら、ボクはここに午前中ずっと寝てて、無駄に時間を過ごすことになる。どうしたらいいだろうか。

その時、賢い考えが浮かびまし。

今、こっそり起きて6本の松の木まで行き、罠の中を注意深く覗いて、もし、ヘファランプがいたら、ベッドに戻ったらいいし、いなかったら、そうしなければいい。

それで、彼は出かけました。

最初、彼は罠にへファランプはいないと思いました。

それから、いると思いました。

そして近づくにつれ、いると確信しました。

なぜなら、ファランプのような声で激しく鳴いているのが聞こえたからでした。

「あれっ、あれっ、あれっ。」ピグレットは言いました。

彼は逃げ出したかった。

でも、ともかくここまで近づいたのだから、ヘファランプがどんなものか確かめなければならないと思いました。

だから、彼はそっと罠の側まで這って行き、覗き込みました・・・

そして、この間ずっと、プーは頭からツボを取ろうとしていました。

ツボを振れば振るほど、きつくはまってしまいました。

「チェッ!」彼はツボの中で言いました。そして、

「オウ、助けて!」ほとんど「オウ」と言っていました。

彼は何かにぶつけましたが、何にぶつけているのか分からないので、何の役にもたちません。

彼は、罠からよじ登ろうとしましたが、ツボ以外何も見えずに、それもうまく行かず、進めませんでした。

そしてとうとう、頭を上げて、全部ツボでしたが、大きな悲しみと絶望の叫びを上げました・・・ピグレットが見下ろしたのはその時でした。

「助けて、助けて!ヘファランプだ、恐ろしいヘファランプだ!」と叫びました。

彼は出来る限り小走りで走り、「助けて、助けて!ヘファランプ、恐ろしいヘファランプ!ホフ、ホフ、ヘリブル ホラランプ!ホル、ホル、ホファブル ヘレランプ!」と叫びました。

彼はクリストファー・ロビンの家に着くまで、走りながら叫び続けていました。

Whatever’s the matter, Piglet?” said Christofer Robin, who was just getting up.
一体全体どうしたんだ、ピグレット?」ちょうど起きようとしていたクリストファー・ロビンが言いました。

“Heff,” said Piglet, breathing so hard that he could hardly speak, “a Hell ー a Heff ー a Heffalump.”
「ヘフ、ヘルーヘフーヘファランプ。」ピグレットはとても激しく呼吸していたのでほとんど喋れませんでした。

so ~ that : とても~なので
hardly : ほとんど~ない

“Where?”
「どこに?」

“Up there,” said Piglet, waving his paw.
「向こうだよ。」ピグレットは手を振りながら言いました。

“What did it look like?”
「どんな姿だった?」

“Like ー like ー It had the biggest head you ever saw, Christofer Robin. A great enormous thing, like ー like nothing. A huge big ー well, like a ー I don’t know ー like an enormous big nothing. Like a jar.”
「ちょうど、ちょうど、これまで見た中で一番大きな頭だよ、クリストファー・ロビン。バカでかくてたとえようもないでかくて、たとえばー分からないけど ー バカでかい見たこともない。ツボのような。」

enormous : 巨大な

“Well,” said Christofer Robin, putting on his shoes, “I shall go and look at it. Come on.”
「よし、見に行こう、さあ!」クリストファー・ロビンは靴を履いて言いました。

クリストファー・ロビンが一緒だったら、ピグレットは怖くありませんでした。

2人は出かけました・・・

“I can hear it, can’t you?” said Piglet anxiously, as they got near.
「聞こえるよね。」近づいた時、ピグレットは心配そうに言いました。

“I can hear something.” said Christofer Robin.
「何か聞こえる。」クリストファー・ロビンは言いました。

それはプーが見つけた木の根っこに頭をぶつけている音でした。

“There!” said Piglet. “Isn’t it awful?” And he held on tight to Christofer Robin’s hand.
「ほら!怖くない?」ピグレットは言って、クリストファー・ロビンの手をしっかりつかみました。

突然、クリストファー・ロビンは笑い始めました・・・笑って・・・笑って・・・笑いました。

笑っているうちに、ヘファランプの頭が木の根っこに当たって、潰れて粉々になって、プーの頭が現れました・・・

その時、ピグレットは自分が何てバカだったのかを理解して、彼はとても恥ずかしくて、一目散に家に帰り、頭痛でベッドに寝込んでしまいました。

しかし、クリストファー・ロビンとプーは朝食を食べに一緒に家に帰りました。

“Oh, Bear!” said Christofer Robin. “How I do love you!”
「ねえ!クマさん、大好きだよ。」クリストファー・ロビンは言いました。

【英語の勉強】動詞の強調→

So do I,” said Pooh.
「ボクもだよ。」プーは言いました。

So did I. 【私もそうです】参照 →

 

~終わり~

 

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