Ch.4-2 アウルの家は他の誰の家より立派でした

第4章 イーヨーが尻尾を失くしてプーが見つけるお話

プーさんはイーヨーの尻尾を見つけようと、物知りのアウルの家に行きました...

(2)

プーは何か役に立つことを言うべきだと思うけど、思いつきませんでした。

そこで彼は、代わりに何かお手伝いをしようと心に決めました。

“Eeyore,” he said solemnly, “I, Winnie-the-Pooh, will find your tail for you.”
「イーヨー、僕、ウィニー・ザ・プーは君のために尻尾を見つけることにするよ。」彼は厳粛に言いました。

“Thank you, Pooh,” answered Eeyore. “You’re a real friend,” said he. “Not like Some,” he said.
「ありがとう、プー。君は真の友だ。他にはいないよ。」イーヨーは答えました。

Not like Some : 他の連中とは違う

そういうことで、プーさんは尻尾を探しに出かけました。

出発したのは、森の晴れた春の日でした。

やわらかい小さな雲が青空で、時々太陽の前をスキップしたりして、楽しく遊んでいました。

まるで太陽を隠しに来たかのように。

そして突然、次の雲が順番を待っていたかのように、滑るように流れて行きました。

太陽は、雲の間や切れ目からも、悠然と輝いていました。

そして1年中モミの木を装っていた雑木林は、今やブナの木が可愛く身にまとった新しい緑のレースの側で、古くみすぼらしく見えました。

プーは、雑木林やヤブの中を、ハリエニシダやヘザーの斜面を下り、小川の石を越え、小石の険しい土手を登り、再びヘザーの中へ歩いて行きました。

そしてついに、疲れ果てて、「100エーカーの森」に着きました。

アウルはその「100エーカーの森」に住んでいました。

“And if anyone knows anything about anything,” said Bear to himself, “it’s Owl who knows something about something,” he said, “or my name’s not Winnie-the-Pooh,” he said. “Which it is,” he added. “So there you are.”
「もし誰かが何かについて何かを知っているなら、何かについて何かを知っているのはアウルだ。」彼は思いました。「でなければ、僕の名前はウィニー・ザ・プーではない。でもボクはプー、その通りだ。」とプーは言いました。

it’s Owl who knows … : 知っているのはアウルだ。
【英語の勉強】強調構文→
Which it is : Winnie-the-Pooh is my name. のこと?

アウルはクリの木のとても魅力のある古めかしい家に住んでいました。

他の誰の家より立派でした。

プーにはそう見えました。

なぜならノッカーもベル紐もあったし、ノッカーの下にはこう書いてあったからです。

PLES RING IF AN RNSER IS REQIRD.
(返事がいるなら鳴らしてください)

PLEASE RING IF AN ANSWER IS REQUIRED. のこと

ベル紐の下にはこう書いてありました。

PLES CHOKE IF AN RNSER IS NOT REQIRD.
(返事がいらなければノックしてください)

PLEASE KNOCK IF AN ANSWER IS NOT REQUIRED. のこと (かな?)

その掲示板はクリストファー・ロビンによって書かれたものでした。

彼は森のなかで綴りを知っているただ一人だったのです。

というのは、アウルは色々な面で賢こく、読み書きもできて、自分の名前を WOL と綴ることも出来たのですが、MEASLE や BUTTERED TOAST のような難しい語はめちゃくちゃになるのでした。

MEASLE : はしか BUTTERED TOAST : バター・トースト

プーは2つの掲示板を最初左から右に、その後見落としがないように、右から左に読みました。

それからよく確かめるために、彼はノッカーをノックして引っ張ってみました。

そしてベル紐を引っ張ってノックしました。

そして彼は大声で、

“Owl! I require an answer! It’s Bear speaking.”
「アウル!返事が要るんだ!プーだよ。」と叫びました。

注)お互いが見えていない時は I am Mike. ではなく、It’s Mike speaking. と言います。電話とか誰かがドアのそとにいる時も Who are you? ではなく、Who is it? です。

“Hallo, Pooh,” he said. “How’s things?”
「やあ、プー。調子はどうだい?」と彼は言いました。

How’s things? : How are you? と同じ。

“Terrible and Sad,” said Pooh, “because Eeyore, who is a friend of mine, has lost his tail. And he’s Moping about it. So could you very kindly tell me how to find it for him?”
「ひどいよそれに悲しい、イーヨーがね、友達なんだけど、尻尾を失くしたんだよ。そのことでふさぎ込んでるんだ。どうしたら見つけられるか教えてくれない?」

could you very kindly ~? はとても丁寧な依頼文
how to find : ~を見つける方法

 

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