Ch.19-4 「ボクは本当にそんな立派なことをしたの?」

第9章 イーヨーがアウルに家を見つけるお話

プーは自分の作った歌をピグレットに聞かせます...

 

(4)

プーはピグレットを見つけていました。

彼らは一緒に100エーカーの森に歩いて戻ろうとしていました。

“Piglet,” said Pooh a little shyly, after they had walked for some time without saying anything.
「ピグレット。」プーはしばらく何も言わずに歩いた後、少し恥ずかしそうに言いました。

“Yes, Pooh?”
「何、プー?」

“Do you remember when I said that a Respectful Pooh Song might be written about You Know What?”
尊敬すべきプーの歌例のあれについて書かれたと言ったのを覚えてる?」

“Did you, Pooh?” said Piglet, getting a little pink round the nose. “Oh, yes, I believe you did.”
「言ったの?」ピグレットは鼻のまわりを少し赤くして言いました。「ああ、そうだ。言ったと思う。」

It’s been written, Piglet.”
「それが完成したんだ、ピグレット。」

It’s been written : 書かれた、つまり完成した

赤みがゆっくりとピグレットの鼻から耳の方へ上がっていき、そこで落ち着きました。

“Has it, Pooh?” he asked huskily. “About– about—That Time When?– Do you mean really written?”
「そうなの、プー?」彼はかすれた声で尋ねました。「つまり・・つまり・・あの時の?ーー本当にできたの?」

“Yes, Piglet.”
「そうだよ、ピグレット。」

ピグレットの耳の先が突然輝いて、彼は何かを言おうとしましたが、1,2度声に出そうとして、何も出てきませんでした。

それでプーが話を続けました。

“There are seven verses in it.”
「その詩は7節あるんだ。」

“Seven?” said Piglet as carelessly as he could. “You don’t often get seven verses in a Hum, do you, Pooh?”
「七つ?」ピグレットはできるだけ無造作に言いました。「1つの歌に普通は7節もないよね、プー。」

“Never,” said Pooh. “I don’t suppose it’s ever been heard of before.”
「ないね。前に聞いたこともない。」プーは言いました。

“Do the Others know yet?” asked Piglet, stopping – for a moment to pick up a stick and throw it away.
「他のみんなも知ってるの?」ピグレットは尋ねて、ちょっと立ち止まって、棒切れを拾って投げました。

“No,” said Pooh. “And I wondered which you would like best: for me to hum it now, or to wait till we find the others, and then hum it to all of you?”
「いや。」プーは言いました。「ボクが今それを歌うのと、みんなを見つけるまで待ってみんなに歌うのとどちらがいいかなと思って。」

ピグレットは少し考えました。

“I think what I’d like best, Pooh, is I’d like you to hum it to me now-and–and then to hum it to all of us. Because then Everybody would hear it, but I could say ‘Oh, yes, Pooh’s told me,’ and pretend not to be listening.”
「一番いいのは、プー、今ボクに歌ってくれて、そして・・そして・・それからみんなに歌ってあげることだよ。そうすればみんなは聞いていて、ボクは『ああ、そうだ、プーが言ってたやつ。』と言って、聞いてないふりをすることができるから。」

そういうことで、プーは7節全部歌いました。

ピグレットは何も言いませんでした。

ただ立って、体が熱くなっていました。

というのはこれまで誰もピグレット一人のためにホーと歌ってくれたことがなかったからです。

歌が終わった時、彼はもう一度1節を歌ってくれるよう頼みたかったけど、しませんでした。

それは『おー、勇敢なピグレット』で始まる1節でした。

そしてそれはとても思いやりのある詩の始まり方であるように思われました。

“Did I really do all that?” he said at last.
「ボクは本当にそんな立派なことをしたの?」彼はついに言いました。

“Well,” said Pooh, “in poetry–in a piece of poetry–well, you did it, Piglet, because the poetry says you did. And that’s how people know.”
「うん。詩の中で・・1編の詩の中では・・キミはよくやった、ピグレット。なぜなら詩がそう言ってるからね。そうやってみんなに知られるんだ。」プーは言いました。

“Oh!” said Piglet. “Because I–I thought I did blinch a little. Just at first. And it says, ‘Did he blinch no no.’ That’s why.”
「おー!」ピグレットは言いました。「なぜならボクは少し震えたと思ったから。最初だけ。でも詩の中では『彼は震えたか?いや、いや。』って。だから。」

“You only blinched inside,” said Pooh, “and that’s the bravest way for a Very Small Animal not to blinch that there is.”
「キミの中で震えただけだ。」プーは言いました。「それがとても小さな動物が震えない最も勇敢な方法だ。」

ピグレットは嬉しくてため息をつきました。

そして自分のことを思い始めました。

自分は勇敢だと・・・

 

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