Ch.17-6 「さあ、ピグレット、家に帰ろう。」

第7章 ティガーが飛び跳ねないお話

ティガーは道に迷うこともなく、家に戻っていました。その後、クリストファー・ロビンとティガーはプーとピグレットを見つけます...

 

(6)

“They just don’t,” explained Tigger. “That’s how it is.”
「ティガーは道には迷わないんだ。」ティガーは説明しました。「そんなもんさ。」

“Well,” said Christopher Robin, “we shall have to go and find them, that’s all. Come on, Tigger.”
「それじゃあ、」クリストファー・ロビンは言いました。「ボクらは彼らを探さなければならない。それだけだ。行こう、ティガー。」

“I shall have to go and find them,” explained Tigger to Roo.
「ボクは彼らを探さなければならない。」ティガーはルーに説明しました。

“May I find them too?” asked Roo eagerly.
「ボクも探していい?」ルーは熱心に尋ねました。

“I think not today, dear,” said Kanga. “Another day.”
「今日はだめよ。またいつか。」カンガは言いました。

“Well, if they’re lost tomorrow, may I find them?”
「それじゃあ、彼らが明日道に迷ったら、探してもいい?」

We’ll see,” said Kanga,
様子をみてね。」カンガは言いました。

それがどういう意味か分かったルーは、隅に行って一人でジャンプの練習をしました。

1つは練習したかったからと、1つはクリストファー・ロビンとティガーに彼を置いて二人が出かけることを気にして欲しくなかったからです。

The fact is,” said Rabbit, “we’ve missed our way somehow.”
実は。」ラビットは言いました。「ボクらは迷ったらしい。」

miss our way : lose our way(道に迷う)

彼らは森の頂上の小さな砂のくぼみて休んでいました。

プーはその砂のくぼみに飽き飽きしていました。

それは彼らに付いていくからだと思い始めました。

なぜならどの方向にスタートしようと、いつも霧の中を通って、同じ結果になるからです。

Rabbit said triumphantly, “now I know where we are!”
ラビットは得意顔で言いました。「ボクらがどこにいるか分かったぞ!」

and Pooh said sadly, “So do I,”
そしてプーも淋しそうに言いました。「ボクもだよ。」

So did I. 【私もそうです】参照 →

ピグレットは何も言いませんでした。

彼は何か言うことを考えるのがイヤになっていました。

でも1つだけ思いついたことは『助けて、助けて!』でしたが、プーとラビットがいるときにそんなことを言っても馬鹿らしく思えたのでした。

“Well,” said Rabbit, after a long silence in which nobody thanked him for the nice walk they were having, “we’d better get on, I suppose. Which way shall we try?”
「さて、」ラビットは、この素敵な散歩に対して誰も彼に感謝していない長い沈黙の後、言いました。「出かけた方がいいと思う。どっちに行ってみようか?」

get on : 先へ進む

How would it be,” said Pooh slowly, “if, as soon as we’re out of sight of this Pit, we try to find it again?”
はたしてそうだろうか。」プーはゆっくりと言いました。「もし、このくぼみ見えなくなって、もう一度見つけようとしてはどうかな?」

What’s the good of that?” said Rabbit.
それが何の役に立つの?」ラビットは言いました。

“Well,” said Pooh, “we keep looking for Home and not finding it, so I thought that if we looked for this Pit, we’d be sure not to find it, which would be a Good Thing, because then we might find something that we weren’t looking for, which might be just what we were looking for, really.”
「ほら、」プーは言いました。「ボクらは家路を探そうとして、見つけられない。だから、もしこのくぼみを探そうとしたら、くぼみを見つけられないんじゃないかな。それはいいことだよ。なぜならボクらが探していないものを見つけるかもしれないから。それこそ本当に探しているものかも知れないし。」

“I don’t see much sense in that,” said Rabbit.
大して意味があるように思えないけど。」ラビットは言いました。

“No,” said Pooh humbly, “there isn’t. But there was going to be when I began it. It’s just that something happened to it on the way.”
「うん。」プーは謙遜して言いました。「意味はない。でも思いついたときはうまく行ったんだ。途中で何かが起こっただけ。」

“If I walked away from this Pit, and then walked back to it, of course I should find it.”
「もし、くぼみから離れて、またそこに引き返せば、くぼみがあるに決まってるじゃないか。」

“Well, I thought perhaps you wouldn’t,” said Pooh. “I just thought.”
「あの、思うに、そうはならないよ、たぶん。」プーは言いました。「思ったんだ。」

Try,” said Piglet suddenly. “We’ll wait here for you.”
やってみたら。」突然ピグレットが言いました。「ボクらはここで待ってるよ。」

くぼみから少し離れて、再びくぼみにもどれるかどうか、をやってみること。

ラビットはピグレットはバカだなといった笑いを浮かべて、霧の中へ歩いて行きました。

100ヤード行った後、向きを変えて、戻っ・・・

プーとピグレットは20分待ったあと、プーが立ち上がりました。

“I just thought,” said Pooh. “Now then, Piglet, let’s go home.”
「そうだと思った。」プーは言いました。「さあ、ピグレット、家に帰ろう。」

“But, Pooh,” cried Piglet, all excited, “do you know the way?”
「でも、プー。」ピグレットは興奮して叫びました。「道は分かるの?」

“No,” said Pooh. “But there are twelve pots of honey in my cupboard, and they’ve been calling to me for hours. I couldn’t hear them properly before, because Rabbit would talk, but if nobody says anything except those twelve pots, I think, Piglet, I shall know where they are calling from. Come on.”
「いや。」プーは言いました。「でも家の棚に12個のハチミツのつぼがあるんだ。そして彼らが何時間もボクを呼んでいる。前はラビットが話してたから聞こえなかったけど、誰も何も言わなくなったら、つぼの声が聞こえて、思うに、ピグレット、どこから彼らが呼んでいるのか分かるよ。行こう。」

 

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