Ch.17-4 「こっちが家に帰る道だから。」

第7章 ティガーが飛び跳ねないお話(4)

首尾よくティガーを連れ出したラビットとプーとピグレットは、ティガーがいないうちに道のくぼみに隠れました...

 

(4)

それで彼らは出かけました。

最初、プーとラビットとピグレットが一緒に歩きました。

そしてティガーは彼らの回りを走り廻りました。

それから道が狭くなると、ラビットとピグレットとプーは一列になって歩きました。

そしてティガーは彼らの前を行ったり来たりしました。

そして時々、彼はラビットにぶつかったり、そうでなかったりしました。

だんだん高い所に来ると、霧も濃くなってきました。

それでティガーはまた現れて、『さあ、行こう。』と言って、彼らが何か言う前にいなくなりました。

ラビットは振り向いて、ピグレットに肘で合図しました。

"The next time," he said. "Tell Pooh."
「今度だよ。プーに言って。」彼は言いました。

"The next time," said Piglet to Pooh.
「今度だよ。」ピグレットはプーに言いました。

"The next what?" said Pooh to Piglet.
「今度、何?」プーはピグレットに言いました。

ティガーが突然現れて、ラビットにぶつかって、再び見えなくなりました。

『今だ!』ラビットは言いました。

彼は急いで小道の側のくぼみに飛び込みました。

そして、プーとピグレットも後を追いました。

彼らはわらびの茂みにうずくまって、聞いていました。

森は耳をすましても静かでした。

彼らは何も見えず、何も聞こえませんでした。

"H'sh!" said Rabbit.
「シッ!」ラビットは言いました。

"I am," said Pooh.
「静かにしてるよ。」プーは言いましたた。

パタパタいう音がして、再び静かになりました。

"Hallo!" said Tigger, and he sounded so close suddenly that Piglet would have jumped if Pooh hadn't accidentally been sitting on most of him.
「やあ!」ティガーは言いました。そしてとても近くに聞こえたので、ピグレットはもしプーが偶然彼の上に座っていなかったら、飛び上がっていたでしょう。

"Where are you?" called Tigger.
「どこにいるの?」ティガーは叫びました。

ラビットはプーをつつきました。

そしてプーはつつこうとピグレットを探したけれど、見つけることができませんでした。

そしてピグレットはできるだけ静かに濡れたわらびの茂みを吸い続けました。

そしてとても勇敢にワクワク感を覚えました。

"That's funny," said Tigger.
おかしいな。」ティガーは言いました。

一瞬の沈黙がありました。

それから彼らはティガーが再びパタパタと走り去る音を聞きました。

もう少し長く彼らは待ちました。

とうとう森はあまりに静かになってほとんど怖いくらいでした。

それからラビットが起き上がって、体を伸ばしました。

"Well?" he whispered proudly. "There we are! Just as I said."
「もういいかな?」彼は誇らしげにささやきました。「ほら!言ったとおりになったぞ。」

"I've been thinking," said Pooh, "and I think "
「ずっと考えてたんだけど。」プーは言いました。「思うに、」

"No," said Rabbit. "Don't. Run. Come on." And they all hurried off, Rabbit leading the way.
「だめだ、」ラビットは言いました。「だめだ。走ろう。さあ。」彼らはみんな走りました。ラビットが先頭にいました

"Now," said Rabbit, after they had gone a little way, "we can talk. What were you going to say, Pooh?"
「さあ、」ラビットは少し離れた後、言いました。「これで話せるよ。何を言おうとしてたんだい、プー?」

"Nothing much. Why are we going along here?"
「特になにも。ボクらはどうしてこっちに行ってるの?」

"Because it's the way home." 「家に帰る道だから。」

"Oh!" said Pooh. 「おー!」プーは言いました。

"I think it's more to the right," said Piglet nervously. "What do you think, Pooh?"
「もっと右の方かと思うけど。」ピグレットは心配して言いました。「どう思う、プー?」

プー自分の両手を見ました。

彼はそのどちらかが右だと知っていました。

そしてそのどちらかが右だと決まれば、その反対が左だと知っていました。

しかし彼はその決め方を思い出せませんでした。