Ch.16-2 それが「プー・スティック」というゲームの始まりでした

第6章 プーの新しいゲームにイーヨーが参加するお話

小川に落としたモミの実や木切れが、どちらが早く反対側から出てくるかを当てるというゲームでした...

 

(2)

確かに、反対側から出てきました。

それが続きました。

次に彼は一度に2個落として、どちらが先に出てくるか見ようと身を乗り出しました。

一つが先に出てきました。

でも同じ大きさだったのでどちらが勝って欲しかったのか分かりませんでした。

だから今度は大きいのと小さいのを落とすと、大きいのが最初に出てきました。

それは彼がそうだろうと思ったものでした。

小さいほうが後でした。

そうなるだろうと思っていたので、二度勝ったことになる・・・

そして、お茶の時間に家に帰った時、彼は、そう、36回中28回勝ーー

それが彼でした。

その反対ではなくて。

それが『プー・スティック』と呼ばれるゲームの始まりでした。

プーが発明して、彼と友達が森のはずれでよく遊んだものでした。

でも彼らはモミの実の代わりに木切れを使いました。

なぜなら印が付けやすかったからです。

さて、ある日、プーとピグレットとラビットとルーが一緒にプー・スティックをして遊んでいました。

彼らは自分の棒切れを、ラビットの『よーい、ドン!』で落とし、橋の反対側に行き、身を乗り出して、誰の棒切れが一番か見ようと待っていました。

でも長い時間がかかりました。

川がその日はとても怠けていて、棒切れがやって来るのを気にしていないようでした。

“I can see mine!” cried Roo. “No, I can’t, it’s something else. Can you see yours, Piglet? I thought I could see mine, but I couldn’t. There it is! No, it isn’t. Can you see yours, Pooh?”
「ボクのが見えた!」ルーが叫びました。「いや、違う、誰か他のだ。キミのは見える、ピグレット?ボクのが見えたと思ったけど、違った。ほら!いや、違う。キミのは見えた、プー?」 “No,” said Pooh. 「いや。」プーは言いました。

“I expect my stick’s stuck,” said Roo. “Rabbit, my stick’s stuck. Is your stick stuck, Piglet?”
「ボクの棒はひっかかったみたい。」ルーは言いました。「ラビット、ボクの棒はひっかかったよ。キミのもひっかかった、ピグレット?」

be stuck : 詰まる、ひっかかる

“They always take longer than you think,” said Rabbit.
思ったより時間がかかるんだよ。」ラビットは言いました。

How long do you think they’ll take?” asked Roo.
どれ位かかると思う?」ルーは尋ねました。

【英語の勉強】間接疑問文→

“I can see yours, Piglet,” said Pooh suddenly.
「キミのが見えたよ、ピグレット。」突然、プーは言いました。

“Mine’s a sort of greyish one,” said Piglet, not daring to lean too far over in case he fell in.
「ボクのはグレイだよ。」ピグレットは言いました。落ちるといけないのであえて身を乗り出すことはしませんでした

“Yes, that’s what I can see. It’s coming over on to my side.”
「そう、見えるよ。ボクのほうに来ている。」

ラビットはさらに身を乗り出して、自分のを探しました。

そして、ルーはあちこち体をくねらして、『おいで、棒切れ!棒切れ、棒切れ!』と叫びました。

そしてピグレットはとても興奮しました。

なぜなら彼の棒だけが見えていて、それは彼の勝利を意味していたからです。

“It’s coming!” said Pooh.
「来てるよ!」プーは言いました。

“Are you sure it’s mine?” squeaked Piglet excitedly.
「ボクのだと分かる?」興奮してピグレットはかん高い声で言いました

“Yes, because it’s grey. A big grey one. Here it comes! A very–big–grey—- Oh, no, it isn’t, it’s Eeyore.”
「うん。グレイだから。大きなグレイだ。来たよ!とてもー大きなーグレイのーああ、違う、イーヨーだ。」

そしてイーヨーが浮いていました。

“Eeyore!” cried everybody.
「イーヨー!」みんなが叫びました。

とても落ち着いて堂々として、足を空中に出して、橋の下からイーヨーが出てきました。

“It’s Eeyore!” cried Roo, terribly excited.
「イーヨーだ!」ルーがひどく興奮して叫びました。

“Is that so?” said Eeyore, getting caught up by a little eddy, and turning slowly round three times. “I wondered.”
「そうかい?」イーヨーは小さな渦につかまってゆっくり3回まわって言いました。「そうかな。」

 

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