Ch.14-2 でも、ラビットが外出していたらどうしよう

第4章 ティガーが木に登り降りれなくなるお話

プーさんはラビットに会いに行こうとしますが、途中で気が変わり、ピグレットに会いに行くことにします...

 

(2)

それで彼がこの歌を歌ったとき、彼は石から立ち上がり、小川を渡って戻り、ラビットの家に向かいました。

しかし、彼がこう思ったときには彼はあまり遠くへは行っていませんでした。

“Yes, but suppose Rabbit is out?”
「そう、でもラビットが外出してたらどうしよう。」

“Or suppose I get stuck in his front door again, coming out, as I did once when his front door wasn’t big enough?”
「あるいはもう一度ボクが彼の玄関に詰まって、また出るのかな。以前彼の玄関が大きくなくて、ボクが詰まったみたいに。」

get stuck : 詰まる

“Because I know I’m not getting fatter, but his front door may be getting thinner.”
「ボクは以前より太ってないことは知ってるし、でも彼の玄関が以前より狭くなってるかも。」

“So wouldn’t it be better if—-”
「それじゃあ入らないほうがいいかも・・」

ずっと彼はこのようなことをいい続けて、何も考えずに西へ西へ行き、突然再びラビットの玄関にいました。

時間は11時でした。

それは『ちょっとしたもの』を食べる時間・・・

30分後、彼は本当にしたかったことをしていました。

彼はピグレットの家の方に歩いていました。

歩きながら、手の裏で口を拭き、手の毛を通してふさふさした歌を歌いました。

こんなふうな歌です。

ピグレットに会えば、
楽しい朝になるだろう
ピグレットに会わなければ
楽しい朝にはならないだろう
アウルやイーヨーに会わなくても
かまわない
(あるいは、それ以外の誰とも)
そして、アウルとイーヨーには会わない
(それ以外の誰とも)
あるいはクリストファー・ロビンとも

こんなふうに書くと、あまりいい歌のようには思えません。

詩に必要な『韻』がないから、この詩をよくないと思ったのでしょう。

でもとても天気のいい朝の11時半頃、淡い褐色のふわふわしたものを通して聞くと、プーにはこれまで歌った中で一番いい歌のように思えました。

それで彼は歌い続けました。

ピグレットは自分の家の前で小さな穴を掘るのに忙しくしていました。

“Hallo, Piglet,” said Pooh.
「やあ、ピグレット。」プーは言いました。

“Hallo, Pooh,–” said Piglet, giving a jump of surprise. “I knew it was you.”
「やあ、プー。」ピグレットは驚いて飛び上がり、言いました。キミだと分かってたよ。」

So did I,” said Pooh. “What are you doing?”
ボクもそうだよ。何してるの?」プーは言いました。

So did I. 【私もそうです】参照 →

“I’m planting a haycorn, Pooh, so that it can grow up into an oak-tree, and have lots of haycorns just outside the front door instead of having to walk miles and miles, do you see, Pooh?”
どんぐりを植えてるんだ、プー。大きくなって樫の木になったら、遠い所まで歩いて行かずに、家の前でたくさんのどんぐりが見つかるだろ?」

haycorn : acorn(どんぐり)のこと。
instead of : ~のかわりに

 

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