Ch.13-6 「スモールだ!」ピグレットは叫びました

第3章 捜索中、ヘファランプに遭遇するお話(6)

前回のあらすじ
クリストファー・ロビンはプーはどうしているだろうと思い、森に出かけると、すぐに穴を見つけました。覗くとプーとピグレットがいます。クリストファー・ロビンは大声で「ホーホー」と言いました。ピグレットは「ヘファランプ」と勘違いして、びっくりします。

 

(6)

How long Piglet would have gone on like this I don't know, but at that moment Pooh woke up suddenly and decided that it was sixteen.
どれくらいピグレットがこんなことを続けていたのか知らないけれども、その時、プーが突然目を覚まして、16だと確信しました

So he got up; and as he turned his head so as to soothe himself in that awkward place in the middle of the back where something was tickling him, he saw Christopher Robin.
それで彼は起き上がって、彼が何かが彼をムズムズさせている背中の真ん中の居心地の悪い場所をなだめようと頭を向けた時、彼はクリストファー・ロビンを見ました。

"Hallo!" he shouted joyfully.
「やあ!」彼は喜んで叫びましだ。

"Hallo, Pooh."
「やあ、プー。」

Piglet looked up, and looked away again.
ピグレットは見上げて、再び目をそらしました。

And he felt so Foolish and Uncomfortable that he had almost decided to run away to Sea and be a Sailor,
そして自分をとても愚かでバツが悪いと感じて、ほとんど海まで走って、船乗りになろうと思いました。

「16だと確信しました。」とは?
家に残っている「ハチミツの入ったツボ」の数のことです。プーがツボを数えているところへ、ラビットがやってきて、数がわからなくなっていました。

注)joyfully :喜んで

「海まで走って、船乗りになろう」とは?
あまりの恥ずかしさに、ピグレットはどこか遠くに逃げ出したかったのです。

when suddenly he saw something.
その時突然、彼は何かを見ました。

"Pooh!" he cried. "There's something climbing up your back."
「プー!何かがキミの背中をよじ登っているよ。」

"I thought there was," said Pooh.
「そうだと思った。」プーは言いました。

"It's Small!" cried Piglet.
「スモールだ!」ピグレットは叫びました。

"Oh, that's who it is, is it?" said Pooh.
「そうだよね?」プーは言いました。

"Christopher Robin, I've found Small!" cried Piglet.
「クリストファー・ロビン、ボクがスモールを見つけたよ!」ピグレットが叫びました。

"Well done, Piglet," said Christopher Robin.
「よくやった、ピグレット。」クリストファー・ロビンは言いました。

And at these encouraging words Piglet felt quite happy again, and decided not to be a Sailor after all.
この元気が出る言葉でピグレットは再びとてもうれしくなって、結局船乗りにはならないことにしました。

注)climbing up your back :キミの背中をよじ登っている
注)Small :ラビットの「親戚・友達」の一人、行方不明になっていました。
注)that's who it is, is it? :それがそうだね?(付加疑問文) 注)Well done :よくやった

So when Christopher Robin had helped them out of the Gravel Pit, they all went off together hand-in-hand.
それでクリストファー・ロビンが砂利のくぼみから彼らを助けたあと、彼らは手をつないで一緒に歩いて行きました。

And two days later Rabbit happened to meet Eeyore in the Forest.
そして2日後、ラビットはたまたま森でイーヨーに会いました。

"Hallo, Eeyore," he said, "what are you looking for?"
「やあ、イーヨー。何探してるの?」彼は言いました。

"Small, of course," said Eeyore. "Haven't you any brain?"
「もちろんスモールさ。キミ頭持ってないのか?」イーヨーは言いました。

"Oh, but didn't I tell you?" said Rabbit. "Small was found two days ago."
「おう、でも言わなかったかい?スモールは2日前に見つかったよ。」ラビットは言いました。

There was a moment's silence.
ちょっと沈黙がありました。

"Ha-ha," said Eeyore bitterly. "Merriment and what-not. Don't apologize. It's just what would happen."
「は、は、楽しいやら、何やら、謝らなくてもいいよ。いつもこうなるんだ。」イーヨーは苦々しく言いました。

注)bitterly :苦々しく
注)merriment and what-not :陽気やら何やら
注)Don't apologize :謝らないで
注)It's just what would happen. :そうなるだろうと思っていたことだ

 

~終わり~