Ch.13-2 「おかげでひどい一日になりそうだな。」

第3章 捜索中、ヘファランプに遭遇するお話(2)

プーさんは「スモール」を探す途中、穴に落ちます。その時のショックで、ピグレットのようなかん高い声になってしまいました...

 

(2)

ラビットが見えなくなると、プーはスモールが誰だか聞くのを忘れたことを思い出しました。

それと友達・親戚の彼は人の鼻に住みついているのか、間違って踏まれてしまうのか、でももう手遅れだから、まずピグレットを探すことから始めようと思いました。

そしてスモールを探す前に何を探したらいいのか尋ねるつもりでした。

"And it's no good looking at the Six Pine Trees for Piglet," said Pooh to himself, "because he's been organdized in a special place of his own. So I shall have to look for the Special Place first. I wonder where it is." And he wrote it down in his head like this:
「6本の松の木でピグレットを探してもだめだな。」プーは思いました。「なぜなら、彼は自分に割り当てられた特別な場所に組織されているから。まずその特別な場所を探そう。どこだろう。」そして、彼は頭の中にこんなふうに書きました。

注)It's no good ~ing : ~しても無駄である
注)organdized : organized(編成された)のこと。プーは間違えて使っています)

物を探す順序

1.特別な場所(ピグレットを見つけるため)
2.ピグレット(スモールが誰かを見つけるため)
3.スモール(スモールを見つけるため)
4.ラビット(スモールを見つけたよと言うため)
5.もう1度スモール(ラビットを見つけたよと言うため)

"Which makes it look like a bothering sort of day," thought Pooh, as he stumped along.
おかげでひどい1日になりそうだな。」プーはドシンドシンと歩きながら思いました。

注)Which makes it look like a bothering sort of day :おかげでひどい1日になりそうだな
注)stump : どしん、どしんと歩く

次の瞬間、本当にひどい1日になりました。

なぜなら、プーはどこに向かっているかも分からず、忙しくしていたので、誤って残っていた森の1部に足を踏み入れ、こんなふうに考える時間がわずかにあるだけでした。

「飛んでる。アウルみたいだ。どうやって止まるんだろうー」彼が止まったとき。

ドスン

"Ow!" squeaked something.
「おぅ!」何かがかん高い声で言いました

注)squeak : かん高い声で言う (ピグレットの声)

"That's funny," thought Pooh. "I said 'Ow! without really oo'ing."
「おかしい、ウゥじゃなくてオゥって言った。」プーは思いました。

"Help!" said a small, high voice.
「助けて!」小さな高い声が言いました。

"That's me again," thought Pooh. "I've had an Accident, and fallen down a well, and my voice has gone all squeaky and works before I'm ready for it, because I've done something to myself inside. Bother!"
「またボクだ。」プーは思いました。「ボクは事故にあって井戸に落ちて、声がかん高い声になって、言おうとする前に出るんだ。なぜなら、ボクの中に何かが起こったんだ。チェ!」

注)accident : 事故
注)well : 井戸
注)go all squeaky : すっかりキーキー声になる

"Help--help!"
「助けて、助けて!」

"There you are! I say things when I'm not trying. So it must be a very bad Accident."
ほら、また。言おうとしていないのに言ってる。とてもひどい事故だったに違いない。」

注)there you are : 言ったとおりだ
注)must : ~に違いない

そしてひょっとしたら実際に言おうとすると、声がでないのかもと思って、確かめるために大きな声で言いました。

"A Very Bad Accident to Pooh Bear."
「プーにひどい事故だ!」

"Pooh!" squeaked the voice.
「プー!」かん高い声がしました。

"It's Piglet!" cried Pooh eagerly. "Where are you?"
「ピグレットだ!どこにいるの?」プーは熱心に言いました。

"Underneath," said Piglet in an underneath sort of way.
下だよ。」ピグレットはいかにも下にいるような声で言いました。

注)eagerly :熱心に
注)underneath : すぐ下に

"Underneath what?"
「何の下?」

"You," squeaked Piglet. "Get up!"
「君だよ。どいてよ。」かん高い声でピグレットは言いました。

"Oh!" said Pooh, and scrambled up as quickly as he could. "Did I fall on you, Piglet?"
「おう!」プーは言って、できるだけ素早くどきました。「ボクは君の上に落ちたの、ピグレット?」

注)scramble : 大急ぎで立ち上がる