had better(~したほうがいい)と should(~すべきだ)に関する誤解

あなたは、should(~すべきだ)のほうが had better(~したほうがよい)よりも強い忠告だと思っていませんか?

例えば、京都でお薦めの観光地は?ときかれて、「金閣寺には行ったほうがいいよ。」と言いたいとき、

  You had better go to Kinkakuji Temple.

と言ったりしてはいませんか? これでは相手はびっくりしますよ。こんなときは

 You should go to Kinkakuji Temple. と言います。

had better は「強い警告」を意味しています。つまり「何かをしたり/しなかったりした結果に関して警告するときに使われるのです。

強い警告は規則・法律・必要性を説くときに使われます。この語の背景には「もし無視したら重大な結果が生じることを示唆しているのです。

規則・法律に違反している場合は、

have to, need to, mustなどが使われますが、

規則・法律とは関係なく「必要性」がある場合には、had betterが使われます。( had better は、規則や法律は含みません。

「必要性」とは、「これがうまく行かないと会社が倒産する」といった場合が考えられます。

 You had better wear a tie when you meet a customer.

これに対して、should は普通の忠告であり、推奨です。相手に対して「いいこと」があるとか、エチケットだとか、道徳的だという意味を含んでいます。

 You shouldn’t talk loudly on the train.

だから、京都でお薦めの観光地は?ときかれて、「金閣寺には行ったほうがいいよ。」と言いたいときは、

 You should go to Kinkakuji Temple. と言うのです。

 

「忠告」の選択に迷う場合や、相手を怒らせたくない場合は

 might want to / could を使ってください。

 You might want to take an umbrella.
 傘を持って行ったほうがいいよ。

 We could hire more sales staff.
 もっと販売員を雇ったほうがいい。

これだと「やわらかい言い方なので、好感が持てます。

ただし、could の否定は couldn’t ではありません。( couldn’t には忠告の意味がありません。)

couldn’t ではなく、might not want to を使ってください。

 It’s a little cold tonight. You might not want to go out without a jacket.

 

should の代わりに使える表現として、why don’t you –?I recommend –ing 等があります。

 Why don’t you give her a call?
 彼女に電話してみてはどうですか?

 I recommend going by airplane.
 飛行機で行ったほうがいいですよ。

 You ought to give up smoking.
 タバコはやめたほうがいいよ。

 It’s a good idea to save money for a rainy day.
 万が一に備えて、お金を貯めるのはいい考えだ

 

 

プーさんのやさしい英会話

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