ある日、プーさんが森を歩いていると、木のてっぺんからミツバチのブーンという音が聞こえてきます。
プーさんは「ハチミツ」を取ろうと、木に登りますが、もう少しのところで枝が折れて、まっ逆さまにー
諦めきれずに今度は、クリストファー・ロビンから青い風船をもらい、体を泥んこにして、風船につかまって、登っていきます。
体を泥んこにして、青い風船につかまったのは、ミツバチに「青い空に浮かぶ雲」だと思い込ませるためです。
Pooh :
“What do I look like?”
「何に見える?」
Christofer Robin :
“You look like a Bear holding on to a balloon.”
「風船につかまってるクマに見える。」
Pooh :
“Not – not like a small black cloud in a blue sky?”
「青い空に浮かぶ小さな黒い雲に見えない?」
Christofer Robin :
“Not very much.”
「あんまり。」
結局、ハチミツは取れませんでした。プーさんは、あまりに長く風船を持ち続けていたので、上に伸ばした手は一週間以上そのままでした。ハエが鼻の上にとまると、プーさんは「プーッ!」と息を吹きかけてハエを追い払いました。
「プーさん」と呼ばれるようになったのはそのためだと、お父さんは説明しています。